毎月恒例、上の子どもとカラオケに行くはなし。

子ども
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ここ最近、月に1〜2回、上の子どもとカラオケに行っています。結構音程はズレまくっていますが、自分の好きなだけ声を張り上げることが出来て、しかもそれがスピーカーを通して耳に入ってくるのが楽しくて仕方ないようです。

歌う曲は、小学校のクラスでよく歌う機会のあるパプリカや、最近の話題の歌、それから私の聞いているボカロ曲など様々。むしろ私の方が、今こんな歌流行ってるんだね、と教えられるくらいです。

今回はそんな上の子どもとのカラオケタイムについて、なぜそんなことになったかの経緯やメリット(と私が勝手に思っていること)などについて語りたいと思います。

もとは小学校を嫌がる上の子どものストレス発散の苦肉の策だった。

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真面目すぎ?繊細?意外とトラブルが多い長男

少し発達に障害がある下の子どもに比べ、真面目で大人しい上の子どもですが、わりとトラブルも少なくはありません。例えば、クラスメイトに嫌なことを言われたとかでへこんで授業を受けなかったり、先生の言葉遣いがちょっと怖くて給食時間保健室に逃げ込んだり。

ちょっとしたことですぐ参ってしまうようなのです。けれどもからかわれることについて(例えば足が遅いとか)について改善しようと努力することをサボります。

この辺についてはスポーツ関連の習い事をさせて意識の変革を促そうとしている最中なのですが、そもそも参ってしまいやすい性格なためストレスを溜め込むことも多いんですね。そんなわけでもともと、不定期で上の子どもを連れてお出かけすることがありました。

はじめはものすごい拒否反応だった。

とある早朝、小学校でのトラブルでストレスを抱え込んでいた上の子どもを朝マックに連れ出していたときでした。ストレスがたまってしょうがないと言う上の子どもにカラオケを提案したところ「絶対に嫌だ」と。

まあまあ付き合えよ、一緒にロキ歌おうぜと無理やり引っ張って行ったわけです(ロキとは上の子どもが好きなボカロの歌ですね)。上の子どもも、まあ30分くらいならと渋々ついてきたわけですが、そこからがすごかったです。

1度やり方を覚えるともう止まらない

クラスで歌っている歌や運動会で踊った歌、アニメの主題歌や戦隊ものの歌まで、とにかく歌う。私が入れてた歌すら、勝手にマイクでかぶせてきて、乗っ取る勢いです(マナー違反だからやめようねとたしなめましたが)。

当初30分の予定だったのですが、結局2時間もこもることになってしまいました。どうやら上の子ども、カラオケについて、歌詞の字幕が出ると思ってなかったようで…もしかして歌詞暗記してないとダメだと思ってたの?って聞いたらそうなんだって。

いや、全部暗記とかハードル高すぎだろと思ったのですが、そういえば小学校などで歌を歌うときは歌詞など見ないよう、暗記させられていたかもしれません。そのあたり理解していれば、きっともっとすんなりいけたのでしょうね。

子どもにカラオケをさせるメリットについて

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子どもと一緒にカラオケに行くことについて、個人的によかったと思うことを挙げています。

声量が出るようになる

声が大きいと言うのはそれだけで有利になるものです(主張の激しさではなく単純に声量のこと)。声が大きい人は自分の主張を通しやすいですし、意見も述べやすい。

そう言う意味で、カラオケというのはこれ以上のないトレーニングの場と言えるでしょう。どれだけ大声をあげても問題にならないですし、声を上げることそのものについても、一切他人の目を気にする必要がありませんから。

ストレス発散

周りの目を気にせず大声を出せるというのはストレスが発散につながります。当初私が上の子どもをカラオケに連れて行った理由がまさにこれに当たります。

ただし人によっては、たとえ親子でも歌を聴かれるのがストレスだという子もいるかもしれません。ちなみに私の妻はカラオケは絶対にダメなんだとか。

普段聞けないはなしを聞ける

これはカラオケのメリットというよりも、子どもと水入らずで話をできる空間に行くことのメリットと言えます。カラオケボックスのように閉じられた部屋なら、誰に何か聞かれるということはありませんから。

しかも定期的に行っているというのがポイントになるでしょう。慣れてきて、リラックスできるようになってきて、初めて聞けるはなしというのもあるはずですから。

共通の話題ができる

次にカラオケ行くときはあの歌を歌おう、この歌はちょっと歌いにくいな、など共通の話題ができることも、大きなメリットです。一緒にアニメや音楽番組を見ているときなど、自然とそういうはなしになってくるので、親子の会話が弾みます。

特に小学校中学年から高学年にかけては、少しずつ親に対して引っかかることも出てくる年頃です。そんな時期、共通の話題があることはとても助けになるはずです。

子どもとカラオケに行くのは、意外と敷居が低い?

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実は私もはじめ、子どもとカラオケ行くのってありか?と思っていました。けれども上の子どもとカラオケに行くようになってから、それが全くの杞憂であったことに気づきました。

価格が安い

私が学生の頃、毎日休日になるとカラオケ屋さんに開店待ちの列ができていた頃ですが、カラオケというと結構高い印象がありました。けれども今は非常に低価格です。

1人1時間500円くらいのところもあれば、1時間10円で入れるところもなくはありません(と言ってもワンドリンク必須だったりと、結局は1人200円くらいはかかりますが、それでもその程度です)。2人で1〜2時間で1,000円なら、だいぶお得でしょう。

家族連れが多い

休日お昼の時間帯の客層を見ていると、意外と家族連れが多いことに気がつきます。考えてみると、カラオケ全盛期の世代が今親になっているわけです。

子どもを連れてかつての楽しみを共有しようと考えるのは当然なのかもしれません。デンモクでよく歌われるランキングなんかをみると、まさに私の世代の歌ばかりがランキングされています。

ファミリールームがあるところも

最近のカラオケ屋さんを見ると、子連れに配慮した作りになっているなと感じることがあります。その際たるものが、ファミリールームでしょう。

靴を脱いで、転がったり遊んだりできる十分なスペースがあるのです。確かに、カラオケ屋さんほど、騒いでも全く問題にならない場所はないでしょう。

子どもを連れてどこかに行きたい、けれどもすぐ騒いだり泣いたりするからどうしても場所を選ぶ、そんなファミリーにとってはどこよりも気楽に利用できる外出先なのでしょう。

毎月恒例、長男とカラオケに行くはなしのまとめ

今ではすっかり定着し、上の子どもとのコミュニケーションの柱の1つともなったカラオケ。上の子ども本人はストレス発散としていますが、親である私としては大事な接点として活用しています。

1度利用してしまえば、実は敷居がそんなに高くないことも分かりますし、探せば低価格帯のお店も十分見つかります。是非今後ともうまく活用しつつ、上の子どもとの共通の趣味として育てていきたいと思います。

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