周りの支援級に対する認識ってどんな感じ?

子ども
Herbert AustによるPixabayからの画像
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「□□くんみたいな子は支援級に行った方がいいんだよ、それがみんなにとっての幸せなんだよー」

小学校で児童と関わる機会があるわけですが、ちょくちょく聞くんですね、こういうの。しかもドヤ顔で、演説っぽい身振り手振りで。

誰かの真似なんですよね。きっとその子の親がそんなことを言うのでしょうね。

というか去年まで普通級だったうちの子も言われていたんだろうな。目立っていたもの、ちょっと落ち着きないって。

あとは馬鹿な子が行くクラス、というのも聞いたことがあります。もっと酷いと、キチガイが行くクラス、とか。

学校でケンカした子どもたちがですね、言うんですよ。お前なんか支援級行けよ、みたいな。

保護者の中での「支援級」

支援級って苦手がある子どもが、その子どものペースで学べるクラスですよね。少なくとも自分にとってはそんな認識です。

でもきっと他の保護者の認識だと、まあダメな子が行くクラスなんでしょうね。そういうの、きっと家でも言っているのでしょう。

もっと言うと、建前は障害児の幸せですけど、実際には単なる排除。その子がいると小学校の標準的な教育ができないから。

でも標準的な教育ってなんでしょうね。

あくまでも集団にこだわる小学校教育

小学校教育はとにかくみんな一緒でないとダメなんですよね。同じ年代に生まれた子どもたちをとにかく集めて、1から10まで同じことをさせる。

だから、ちょっと違う子どもを受け入れられないわけです。座って授業を受けてくださいと言われたのに、立っていてはダメなんですね。

立って考えたっていいのに。もし座らなくても授業を受けることができるなら、ウロウロしながら考えて、思い立ったら誰よりも早く手を上げることが是とされる環境だったら、普通級で誰よりもヒーローになれる子どもだって、きっとたくさんいるはずなのに。

子どもの自己肯定感をもっともっともっともっともっと‥‥

ともかく、支援級をダメな子が行くクラスという認識を持っている人たちがいる以上、何より気をつけなければいけないのは、子どもが自分に自信を持ってもらうことかな、と。いや難しいですけど。

なので父親としてなるべく一緒に遊ぶようにするし、勉強も見てあげるし、まだまだ拙い会話にも付き合いますよ。君がいていい場所はここだぞと。

自己肯定感って、なんかいかにも教育者が使いそうな言葉で好きでないのですが、まあそういうところを気をつけていきたいなと思った、そんな話。

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