宮城県の北部・登米市にあり、宮城県で1番長い滑り台、レンタル自転車(1時間200円)が特徴の子どもと遊べる公園です。滑り台が好きな子どもなら絶対に喜びます。
またレンタル自転車は、かなり小さい子ども用の補助輪付きのものから大人用のものまで幅広く用意されていて、子どもの自転車の練習にもぴったりです。
なお、本記事は2020年8月自転の情報であること、執筆者の個人的な感想や考えがもとになっている点をご了承ください。
登米市「長沼フートピア公園」の所在地と問合せ先
住所:〒987-0513 宮城県登米市迫町北方天形161番地84
営業:6時00分~21時00分
電話:0220227600
公式サイト:http://fp-naganuma.co.jp/
東北自動車道築館IC、もしくは三陸道登米ICから車で30分くらいの距離です。高速道路を降りると基本コンビニなどがほとんどありませんので、お弁当やジュースなど購入するつもりなら、高速道路に乗る前、もしくは高速道路上のサービスエリアで予め購入しておくことをお勧めします。トイレについても同様です。
長沼フートピア公園の対象年齢
小学校低学年程度までなら問題ないかと思います。ウリである宮城県で1番長い滑り台も、小学校中学年くらいになるとそこまで興奮しないのかな、と。
また滑り台好きでも飽きっぽい人は要注意です。滑り台が長い分、滑り台ゴールからのスタート地点までの距離も長く、滑り終わった後もう1回滑ろうと言う気が失せてしまう場合があるのです。
要は山を登るのが疲れてしまうわけですね。その辺、子どもの性格と相談になるかと思います。
自転車については、いつでも自転車を走らせることができる環境にいるかどうかがカギになるのではないでしょうか。街中に住んでいてなかなか自転車を使わせる機会が少ない子どもにとってはとても良い機会になると思います。
ちなみに自転車は補助輪付きの小さな自転車(幼稚園くらいから?)から大人用まで各種揃っています。電話すればどのくらい小さな自転車まで揃っているか丁寧に教えてくれますので、もし不安なら事前に聞いておくのも良いかと思います。
長沼フートピア公園は何分くらい遊べる?
年齢よりも性格やこれまでの経験で対象が左右されるといって良いでしょうね。滑り台にしろ自転車にしろ、夢中になればいつまでも遊んでいられるのでしょうが、逆に興味がなかった場合は20分も持たないでしょう。
小さなアスレチック遊具もないわけではないですが、難易度がちょっと高めなわりに規模が小さいので、幼稚園児〜小学校低学年くらいは十分に楽しめず、小学校中学年くらいになると物足りなすぎます。本当にただただ滑り台と自転車のため、と考えていいと思います。
長沼フートピア公園の設備
長沼フートピア公園の駐車場
広いです。ただ駐車場内に歩道がないので、小さな子どもを連れているならちゃんと手を引いて上げないと危ないかもしれません。
トイレ事情
公園の入り口付近に売店やレンタル自転車の事務所があって、その一角にトイレもあります。そこまで大きくはありませんが、手入れは行き届いている感があります。
売店など
公園入り口にレストラン兼売店があります。レストランではアイスやジュースのほかにラーメンなどがっつりした食事も取れます。
券売機制なので購入自体はいつでもできるのですが、レストラン自体は少し狭いので、お昼時の混雑時は提供された食事のトレイを持ったままウロウロする羽目になってしまう場合があるかもしれません。連休など混雑が予想される時は予めお弁当を持ってきておいた方が良いかもしれません。
売店では滑り台用の段ボールそりが売られています。これがないとお尻が痛くてかないませんので、滑り台を滑る人は絶対に購入しなければいけないでしょう。
そのほか地域の物産なども多少売っています。
日陰はあるか?テントなどの設置は?
日陰はほとんどありませんので、日陰が必要ならテントなどを持参する必要がありそうです。唯一小高い丘の巨大風車の下は陰になりますが、遊具などからは遠いので、子どもをちゃんと見ようとするとちょっと適さないように思います。
簡易テントなどを持ってきて設置している人はそこそこいます。公園全体が開けていますので、割とどこに設置しても公園全体を見渡すことができます。
雨が降ったら
雨が降ってしまうと全く遊べません。近くに雨が降っても遊べるところがほとんどなく、伊豆沼のサンクチュアリセンターなど(車で30分程度)まで行ってお茶を濁すしかないですね。
長沼フートピア公園の口コミ
水辺の公園です。小高い箇所からの眺めはとてもいいですね。
オランダかどこか、西欧をイメージして作られた公園でした、確か。なるほど、そんな雰囲気がそこかしこに見られますね。
風車は確かに素敵です。写真映えはしそう。
長沼フートピア公園のレストランは意外と好評なようで、他にも特徴的なメニューやデザートがいくつかあります。お昼のピークを外せばそれなりにゆっくりご飯が食べられるかもしれませんえ。
風車の写真はとても様になります。この写真を撮りたいがために来ると言う人も。考えてみれば宮城県で他にこんな風車のある風景を撮影できるところ、ないですよね。
全体的な感想‥‥ここだけでは物足りない?他のスポットと絡めて遊びたい
ウチでは、ほとんど子どもの自転車の練習のために行っています(と言っても仙台からは距離があるのでそんなに頻繁には行けませんが)。ただ自転車の練習をさせるにしても、サイクリングロードも多少傾斜があったり、道がそこまで広くなく練習にもってこいと言うほど良い環境ではないように思います。
滑り台については、子どもたちみな滑り台のスタート地点まで登るのが面倒なようで、2〜3回滑ると飽きてしまう‥‥嫌になってしまうようです(小2、小4)。遊具も速攻で飽きてしまっていました。
正直なところこの長沼フートピア公園単体だと時間が持ちません。だいたいは伊豆沼へ行って、帰りに長沼フートピア公園、公園に併設されているヴィーナスの湯(日帰り温泉)、その後時間があれば涌谷まで足を伸ばして砂金堀りをして帰る、そんなルートを辿ることが多いですね。
ヴィーナスの湯をやめて、大崎の田尻の方まで行けばもっと大きな日帰り温泉施設さくらの湯があります。こちらもお勧めですので、もし宮城県北方面へのお出かけを検討しているならぜひ候補に入れて見てください。
コメント