子どもたちにサンタの存在をいつ暴露するべきか。クリスマスプレゼントをポチりながらふと考える。

子ども
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クリスマスが近づいてくると、いつもこのことについて考えます。すなわち、いつサンタの存在について暴露するか、です。

うちには昔からサンタが来ている.

ということになっています。しかもかなり融通の効くサンタで、必ず子どもの希望するおもちゃを届けてくれますし、割とギリギリに希望変更してもあっさり通ります。

ちなみに何が欲しいについては子どもから両親へ希望を伝え、両親がサンタに報告するという体をとっていて、子どもの希望が通らないことはありません。ただしあまりに高額なものになると、サンタも予算が厳しいということで、別なものへ変更するよう、両親を通じて子どもに伝えられます(ここ1〜2年は主にゲームソフトばかり頼むので予算的にNGが出ることはないのですが)。

クリスマスには絶対に子どもの好きなものを

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私が子どもの頃、クリスマスは実はそんなに楽しいイベントではありませんでした。いや、年によってはパーティをしたり、好きなおもちゃがもらえたりということもあって、全く楽しくなかったわけではないのですけど。

プレゼントの多くが文房具セットや絵本(何故かじごくのそうべえという地獄をテーマにした絵本がプレゼントされたこともありましたが…まぁ絵本自体は面白かったし気に入っていたので良かったですけど…)など、自分の希望とは関係ないものがプレゼントされていることが多かったように感じます。

まぁ当時子どものおもちゃとなると非常に高額で、また両親がそこまで裕福でなかったということもあり、しかも3人兄弟ということで揃えるのも大変だったのでしょう。聞くと4人兄弟だった妻もそうだったのだとか。

なのでクリスマスと誕生日には必ず子どもの欲しいというものをプレゼントすると決めているのです。だってその方が嬉しいでしょうし。

いつまでサンタを信じていたか?

正直なところ自分がいつまでサンタの存在を信じていたのか覚えていません。小学1年生の頃にはもう気づいていたような気もします(クラスでサンタがいるいないと話題になりますしね)。

あとは欲しいものがもらえなかったというのも大きいと思います。ともかく、割と早めに気付いてはいました。

ただし、親から明確にいないと聞いたのはもっとずっと後だったように思います。うろ覚えですが、親が買ってくれたことをわかっていながら、サンタがプレゼント持ってきてくれたよ!と親に報告した覚えがあります。

親に気を使うことが果たしていいものか?

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今現在上の子供は小学3年生です。さすがにもうサンタはいないと気付いていてもおかしくはないでしょう。けれども未だに、クリスマスの朝には、サンタがプレゼント持ってきてくれた!欲しかったやつだー!と声を上げてくれます。

そしてそれに対して私たち親は、サンタがきてくれたね、よかったね、と言うのです。お決まりのセリフ、というやつですね。

ちなみに今小学1年生の下の子どもは、これまではまだサンタを信じていたような節があります。ただ今年小学校に入って、現在どう思っているかは分かりません。そろそろ上の子どもと同じように、定型文のセリフを言うようになるのかもしれません。

とまぁそんなことを考えているとふと、あれ?子どもに気を遣わせているのかな?と考えてしまいます。そしてそれが果たしていいことなのかどうか…どうも悩ましいのです。

上の子どもは弟に気を遣っている?では下の子どもが気付いたら?

上の子どもはどちらかというと親に気を遣っているというより、弟に気を遣っているような気もします。弟がまだサンタを信じているなら、自分もそれに付き合ってやるか、みたいな。

では下の子どももサンタは実はいないんだ、プレゼントは親が用意してくれているんだと理解したとき、親としてどんなふうに反応すればいいのでしょうか。無理に否定するのもおかしいですし、かと言ってこれまでも親が用意していたことを暴露するのは思い出を壊してしまうことにもならないかと。

実は自分たちから早々に言ってしまった方が良かったのか?今からでもこちらから暴露してしまった方がいいのか?非常に悩ましいです。

結局のところ今年も知らんぷり

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そんなもやもやしながらも、結局は何も言わないままクリスマスイブの夜にこっそり、あらかじめ買っておいたおもちゃを靴下の中に入れるのです。なおおもちゃはだいたいAmazonで仕入れてきます(子どもが家にいない平日日中のうちに届けてもらって、その日まで押入れの奥底で厳重に管理しています)。

そして翌日、いつもより早く目覚めた子ども達が靴下までダッシュしてきて、おもちゃを発見して喜ぶのです。欲しいと言っていたものですから、喜ばないわけがありません。

そして上の子どもは、仕方ない付き合ってやるか、といった顔でこちらをニヤニヤ見つつ「サンタさんありがとう〜」と宙に向かって語りかけるなどひととおり定型アクションをとり、下の子どもはそもそもおもちゃがもらえればサンタなんかどうでも良くてすぐにパッケージをビリビリと破り、クリスマスの朝が始まります。

そんな子どもたちのあたまをわしわししながら、今年も良かったね!と言ってあげるのです。サンタがどうのこうのとかはもはやしらんぷりで。

そんな場面を想像しながら、今日まさに今、amazonでおもちゃを注文したのでした。

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