どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5のレビュー:家の中で子どもと退屈しのぎ!

子ども
この記事は約8分で読めます。

コロナウイルスの影響で突如学校が休校になってしまい、子どもが家にいる時間が長くなってしまいました。ずっとYouTubeでも見せておけばまぁいいのでしょうが、やはりなんとなく気が引けるのも事実。

かと言って、じゃあ何をするかと言っても、家の中でやれることなど限りがありますよね。ということで、今回子どもとの暇つぶし用で購入した、どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5についてレビューしていきます。

どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5とは。

どんなゲーム?

エポックで出しているドラえもんを題材としたボードゲームです。最大6人プレイが可能(コマが6個あるので)で、プレイヤーはそれぞれ北海道、東北、関東、中部、近畿、中国四国、九州の7エリアを巡って各地方の7枚カードを集めていくゲームです。

桃太郎電鉄はご存知でしょうか?そのボードゲーム版と言ってもいいでしょう。ただしゲームの目的はあくまでの各地方の7枚のカードを集めることであり、お金をためることではないというところが違います。

かと言ってお金が必要ないかと言えばそうでもなく、お金がなければ各地方の7枚のカードを集めることができませんし、他のプレイヤーを邪魔したり、コースをショートカットすることもできません。カード集めだけに専念するといつの間にかお金が足りなくなり移動にも時間がかかります。

逆にお金ために時間をかけすぎると、今度は集めるはずのカードが他のプレイヤーに取られて無くなっていきます。お金をためるか、それともカードを集めるか、うまくバランスを取りながら進めていくゲームになります。

対象年齢は?

一応箱には5歳以上と記されていますが、ルールが非常に煩雑なため、5歳児が1回で覚えるのは至難でしょう。うちの小学1年生もはじめは全くルールが分からずだいぶ難儀しました。

小学3年生の上の子どもはすんなりと理解することができたようですので、やはり小学校低学年以下だとルールを覚えるのに少し根気が必要、というところでしょうか。ただ小学1年生の下の子どもも2〜3回繰り返せば、さすがゲームでややこしいルールに慣れているというのもあってか、ちゃんと攻略の仕方を覚えてきたようでした。

肝は移動ルール

このどこでもドラえもん日本旅行ゲーム5は、移動ルールをどれだけしっかりと理解できているかが肝になります。マップには普通の電車のルートの他に、新幹線、船、飛行機の移動手段がありますが、新幹線や船は1区間あたり2,000ドラ払うことで利用することができますし、飛行機の場合空港から他の空港のマスまで10,000ドラ払うことで移動できます。

普通の電車を利用して日本全国回ろうとするとかなりの時間がかかるものの、この移動ルールを駆使することで相当時間を短縮することができるのです。はじめはなかなか慣れないですが、分かってくるとこの移動ルールを使いこなすのがとても楽しくなってくるのです。

相手の邪魔をする“ひみつ道具カード”

マップの特定のマスに止まると、ひみつ道具カードを買うことができる場合があります。移動をサポートしてくれるカードもありますが、やはりメインは妨害系のカードでしょう。

例えば東北地方のカードを取ろうとしているプレイヤーを強制的に九州に移動させたり、せっかく7枚の各地方のカードを集めたプレイヤーのカードを強制的に戻させたり、割とえぐい妨害系カードが揃っています。1人3枚までしか持てない上に、ひみつ道具カードを使ったときには自分も進めなくなりますので、使い所には注意が必要です。

けれども使いこなすことができれば相当ゲームを有利に進めることができるでしょう。

ルーレットが楽しい。

このどこでもドラえもん日本旅行ゲーム5はルーレットも特徴的です。レバーを引くとドラえもんがタケコプターで飛び回り、回転が収まり着地することで数字を指し示します。

これがなかなか子どもたちも楽しいらしく、複雑なルールでとっつきにくい分はじめはこのルーレットに助けられました。とても回しやすく、人生ゲームの手で回すルーレットよりもよっぽどいいです。

実際にやってみてどうだったか?

地方カードを独占する奴が現れた!

上でも述べましたが、お金をためる、カードを集めるのバランスが非常に重要なゲームです。なのでプレイスタイルも人によって様々になります。

例えば私はとにかく7種類のカードを集めようと各地を回るのですが、小学3年生の上の子どもは1つの地方のカードをひたすら集め出しました。各地方のカードは有限ですので、1人が1つの地方のカードを独占してしまえば他のプレイヤーは7種類コンプリートができなくなります。

ひみつ道具を使えば各地方のカードを強制的に戻すことができるのですが、各地方のカードを集めることにばかり集中してしまっていた私にはそれをするカードも得るためのお金もなく、非常に苦労しました。そもそもひみつ道具のカードは、ひみつ道具のマスに止まれば必ず自分のほしいカードが買えるわけではありません。

なので尚更、地方のカードを独占されると何もできなくなってしまうのです。

ひみつ道具をガンガン使い出す!

小学1年生の下の子どもはとにかくひみつ道具カードをあさり始めました。そして集めた分とにかく使いまくります。

するとどうなるか。東北地方をスタートにし、カードを集めて南下する私のコマを何度も何度も東北地方に戻そうとするのです。

おかげで途中から各地方カード集めが遅々として進まず、加えてせっかく手に入れた地方カードもひみつ道具カードで戻されてしまい、散々な目に合わされてしまいました。ただあまりにひみつ道具カードを使うことにばかり意識がいってしまった小学1年生の下の子どもは、いつまで経っても地方カードを集められず、順位はどうしても下の方になってしまってましたが。

所要時間は4人でプレイして30分から1時間程度。

FunkyFocusによるPixabayからの画像

もちろん人によって時間はだいぶ変わるでしょうが、私たち(父、母、小学3年生、小学1年生)でやったときはだいたい30分から1時間程度かかりました。だいたいひみつ道具カードを使わないと30分くらいでしょうか。

逆にひみつ道具カードを最大限活用していくと、せっかく各地方カードを7種集めようとしてもなかなか集まりません。取ってもすぐに取り上げられてしまうものですから、ある程度取らずにお金ばかりためるということにもなってしまいます。

この辺りは駆け引きの面白いところなのでしょうが、小学1年生の下の子どもはちょっと疲れてしまったかもしれません。一緒にやる子どもの年齢に応じてルールを変えるのもアリかもしれません。

※実際にルールブックでは簡単モードと普通モードの2通りの遊び方が記載されています。簡単モードはひみつ道具カードを使わない遊び方ですが、こちらでも十分楽しめます。

実際にやってみて困ったこと。

ボードが曲がっている。

本来ボードの上にひみつ道具カードなど山にして置いておくはずなのですが、ボードが曲がっていたため床に置いていても傾斜ができてしまい、置いておくことができませんでした。ただこれに関してはボードの横に置いておけばいいのでそこまで困るということでもないのですが。

気になる人は気になるかもしれませんね。

コマの取り合いになる。

プレイヤー用のコマですが、ドラえもん、ドラミちゃん、のび太、しずかちゃん、スネ夫、ジャイアンの6人のコマが用意されています。ここで、誰がどのコマを取るかで少し揉めてしまいました。

どうやら上の子ども下の子どもも、ドラえもんのコマが良かったようなのです。そこでガチャガチャで当てたガンダムのおもちゃを使おうかとか、LaQでコマを作ろうかとか検討されたのですが、結局は上の子どもが我慢してドラミちゃんを使うことで収まりました。

変なところでケンカにならないか、そこは注意が必要かもしれません。

どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5のレビュー:家の中で子どもと退屈しのぎ!のまとめ。

うちで使うボードゲームとしては2つ目(1つ目は普通の人生ゲーム)なのですが、そこそこ楽しめたと思います。ただ1日に3回も4回もやるようなものではないかな、と。

またレビューでは地名を覚えられるという話もありましたが、3〜4回やった我が家の子どもたちは今のところ地名を覚える気配はありません。もしかしたら続けていけば、覚えてくるのかもしれませんね。

ともかくここ数日はずっと子どもが家にいることになりますで、うまく調整しながら継続して遊んでいきたいと思います。もしかしたら、お金の計算だとか、地名だとか、覚えていくかもしれません。

エポック(EPOCH)
どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5
 Amazonでみる   楽天市場でみる 

コメント

タイトルとURLをコピーしました