子どもが自分自身で予定を把握するためにホワイトボード導入。子どもとの話題を広げるきっかけにも。

子ども
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最近我が家には子どもの予定確認用でホワイトボードが導入されました。今まで子どもたちが、自分で自分の予定を把握する術があまりなかったからです。

今回はそんなホワイトボード導入の話です。

ホワイトボード導入の背景。

MaeMによるPixabayからの画像

子どもが通っている小学校では、毎週末親宛にプリントが来ます。その週の小学校の様子や来週の予定がそこに書いてあるので、私たち両親はそれをカレンダーに書いたり、当日子どもに伝えたりするわけです。

ただ、逆に言うと子どもたちは、自分で自分の予定を把握することができないんですよね。もちろんそのプリントは冷蔵庫に貼ってあるので、見ようと思えば見れるわけです。

けれども漢字ばかりだったりで、字も細かく、とても見づらいのです。また貼る場所も親目線なので、子どもが見ようとすると踏み台を使わなければいけません。

つまり、我が家において子どもが自分の予定を確認するにはハードルが高いと言うことなのです。

日にちの感覚がイマイチな下の子ども。

加えて、小学1年生の下の子どもは日にちの感覚がちょっと弱いのか(小学1年生ってこんなものなのかな?)、毎度「今日って何日?」と聞いてくるのです。カレンダーの読み方もちょっと怪しいところがあるんですよね。

なので、今日は何日と分かるようにできないかなと、常々思っていたところなのです。いちいち聞かれるのも面倒と言うのもありますが、子ども自身がそう言うのを自然に分かるようになってほしいと言うのもあります。

実は来年からは日めくりカレンダーも導入予定です。毎日めくらせることで、今日が何日の何曜日であるかを理解させるためです。

ただ、待ちきれなかったのです、日めくりカレンダー。クリスマスを前にして「あと何日?」と聞いてくるのが、かわいい反面、面倒くさいなぁ、と。

ホワイトボード導入。

StartupStockPhotosによるPixabayからの画像

ホワイトボードに何を書くか。

とりあえず前日の夜に、今日と明日の予定を書くようにしました。簡単なものです。

12/6 はのけんしん→ハブラシを持っていく

12/7 空手のたいけん10:30に家を出る

このような感じです。本当はもっと書いてもいいんでしょうが、あまり情報量が多くてもかえって混乱しそうですし、何より手間がかかると私が続かなさそうと思ったのです。

大きさはA4程度で。

あまり大きいと邪魔になるので…。またこれも私の勝手な事情ですが、やはり大きすぎると毎日書くのが大変だったりするので、ほどほどにしておこうと思いました。

とりあえずある程度遠目にも見える程度の大きさの字が書ければそれでいいかな、と。

設置場所はテレビ脇に。

設置場所については結構悩みました。子どもが1番目にするところを選ばなければ意味がありません。

当初、ダイニングテーブルに設置しようと考えていました。そこならば朝食時必ず目にするからです。

ただご飯食べるところに設置するって、かなり邪魔ですよね。妻からNGを出されてしまいまして。

そこで次の候補としてトイレとか、宿題やる机のそばとか、いろいろ候補は上がりましたがどれもあまりピンとこず。というかトイレも宿題やる机も、私が更新するのが面倒くさいのです。

そこで候補として上がったのが、テレビ脇です。うちでは朝はテレビ見せてないので、朝にその日の予定を確認するには都合よくないかなとも思ったのですが、学校から帰ってからは1番目につく場所です(学校から帰ってからは、基本テレビは見放題ですから)。

1度そこにあると分かれば、そこをチェックするようになるかなと思ったのです。またなにより、そこだとホワイトボードを更新するのに私が楽でもあるのです。

ホワイトボードを導入した結果。

StartupStockPhotosによるPixabayからの画像

子どもとの日常の会話が増えた。

こちらが言わなくても子どもの方から「明日は学校で大掃除だね」「今日は空手行くんでしょ?」などと話しかけてくるようになりました。それを受けて、学校のことや地域のイベントのことなど、話題が少し増えたように感じます。

実のところ、ここ最近子どもが話してくる内容のほとんどがゲームやテレビのことばかりで、ちょっと辟易していたところが多々あったのです。けれどもホワイトボードをきっかけに、少しだけ話題が広がったように感じました。

もう少し上手く活用すれば、もっと色々な話題にもチャレンジできるかなと思うので、もう少しその使い方について、考えていきたいと思います。

日にちの確認は相変わらず。けれども少し前進。

日にちの感覚がイマイチで、毎度今日が何日か確認してくる下の子どもですが、「今日何日?」から「今日○日だよね」に変わりました。毎日聞いてくることに変わりはないのですが、今日が何日であるかを確認する質問に変わったあたり、少し前進したかもしれません。

ただ、今日が何日か分かることで、クリスマスまでの日数を自分で計算して「クリスマスまであと○日だよね〜」と言ってくるようになったのはとても良かったことだと思います。

ホワイトボード導入のまとめ。

子どもが自分自身でその日のスケジュールを確認できるよう、また日にちの感覚があまりついていない下の子どもが日にちを確認できるよう、ホワイトボードを導入しました。大きさはA4程度、書く量は1〜2行で非常に簡単に、そして設置場所はテレビ脇と、子どもの見やすさもさることながら、私自身が情報を更新しやすいようにしました…何よりも続けることが大事だと思いますので。

導入してまだ2週間程度ではありますが、子どもとの話題が広がったり、子どもが自分でクリスマスまでの日数を数えるようになりました。非常に良い傾向だと思います。

引き続き1ヶ月、2ヶ月と実践してみて、子どもたちの生活にどう影響が出るか、またどうすればもっとよい影響が与えられるようになるか、工夫していきたいと思います。

レイメイ藤井 ホワイトボード A4 LNW117

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