うちの下の子どもがどうも字を書くのが苦手なようで、ならば代わりにと、タッチタイピングを練習させてみました。そもそも大人になると字を書く機会が少なくなってきますし、逆にパソコンで文章を作れるほうが有用かなと考えたのです。
下の子どもも物語を考えたりするのは好きですし、そういう自分の考えたことや思いを形にする手段ができれば、成長にもつながるし、感情の発散にもなるかなと思ったのです。ということで今回は、小学1年生の子どもにタッチタイピングの練習をやらせてみた話です。
下の子どもはもともとパソコンは大好き。

以前eラーニングソフトの天神を試した時もそうだったのですが、下の子どもはパソコンが大好きです。もともとゲーム大好きなのでそういうものの方が興味を持ちやすいということもありますし、そもそも発達障害の子どもにパソコンが相性がいいということもあるでしょう。
また私自身リビングでよくブログを書いているわけですが、しょっちゅう後ろから覗きにくるくらい気になっていたということもあります。ともかく、パソコンやろうぜ!と誘ったところすぐに来てくれました。
どんなタイピングの練習をさせればいいのか。
かな入力か、ローマ字入力か。

本当かどうかはわかりませんが、日本人の95%以上はローマ字入力なんだとか。確かに、使うキーがかな入力に比べて格段に少なく覚えやすいため、多くの人にとって覚えやすいのでしょう…私自身もローマ字入力ですし。
ただ1度かな入力をマスターしている人のタイピングを見ましたが、恐ろしく速いんですね。覚えてしまえばローマ字入力など比較になりません。
覚えた後の速さか、覚えやすさか、どちらを取るか考え迷ったのですが、結局はかな入力を覚えさせることにしました。速いとか覚えやすいとかは置いておいて、まず小学1年生にローマ字の概念を教えることに挫折したのです…そもそもローマ字を知らない子どもなら、むしろかな入力の方が覚えやすいだろうという判断です。
タイピングの練習はインターネットのサイトで。
無料でタイピングの練習ができるサイトはいくつかあります。以下いくつか紹介していきます。
実践!タッチタイピング

FUJITSUの運営しているサイトで、かな入力、ローマ字入力が揃っているほか、初心者向けにキー配置を覚える用のトレーニングや、各指ごとのトレーニングができるメニューが揃っていて、初心者にはちょうどいいかもしれません。
マイタイピング

おそらく1番練習メニューが豊富なのではないでしょうか。今週のタイピング練習という名で、毎週練習メニューが更新されています。また米津玄師のLemonや「い」を押すだけ大会などユニークなメニューも揃っています。
寿司打

速く打てば打つほどたくさんのお寿司が食べられるというミニゲーム形式のタイピング練習です。ただキーボード配列の画像が出てこないので、初心者には向かないかもしれません。
キッズ@nifty

子ども用のタイピング練習ゲームで、イラストがかわいく問題数も少ないので小さい子どもでも取り組むことができます。
ほかにも数多くのサイトが。
ここで紹介したのはほんの1例で、探せばもっとたくさん出てきます。子どもの年齢やレベルに合わせて選ぶといいかもしれませんね。
ただかな入力の練習ができるのは、調べた限り1番最初に紹介した実践!タッチタイピングのみでした。私の調べ不足かもしれませんが、やはりかな入力は一般的ではないのですね…。
ちゃんと自ら取り組んでいる。

正直なところ、ちゃんと興味を持って取り組んでくれるか不安なところはありました。けれども実際やらせてみると、非常に楽しんでくれて、結局5周くらいやってました。
1週あたり10問になるので、全部で50センテンス練習したことになります。また1週ごとにスコアがつくのですが、やる度にスコアが上がっていくのです。
つまり興味を持って、自分なりに上達しようと取り組んだ成果が現れたということでしょう。ちなみに、漢字練習だと20字も書けば飽きてしまいます。
今はまだ指定された文を打ち込むだけだけれども。
そのうち自分の考えを文章にまとめるというところまで、できる様になってほしいと思います。もちろん長々と文章を書くというわけではなく、例えば今日の楽しかったこと、辛かったことなど、1行か2行程度でも表現できる様になってほしいと思います。
字を書くのが苦手なため、長期休みの日記などが全く書けないのです。それは自分の考えを表現する方法として「書く」ことがない状態だからなのではと思うのです。
けれども自分の考えを表現する方法ができれば、もしかしたらもっとしっかりと考えをまとめることができる様になるのではと期待しています。
上の子どもは全然興味を示さず。

下の子どもは大変興味を持ってくれたのですが、上の子どもはさっぱりでした。こちらも字を書くのがそんなに得意ではないのですが、下の子どもほどにパソコンに興味を持つこともなく、やらせてみてもやらされ感が半端なかったです。
ただ上の子どもの場合、目的意識をはっきりとさせると俄然やる気になってきます。今、学校の課題で自主勉強…自ら気になることを調べて自分でまとめるという作業…というものがありますが、これをパソコンで作ったらかっこいいし、字を書く必要がなくなるから楽なのではないか?と話しました。
これについては当たりだった様で、非常に食いつきがよかったです。
子どもにタッチタイピングをやらせてみたまとめ。
今回は初の試み、子どもにタッチタイピングを練習させてみました。正直なところうまくいくかどうかわかりません。もしかしたら途中で興味をなくしてまったくやらなくなる可能性も大いにあります。
それでも、まずは子どもにいろいろなことに触れさせるという意味で、意義はあると思います。そういう体験をさせるということでは、この長期休みは非常に最適だと思っています。
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