フィットボクシング とは
2018年12月イマジニアより発売されたNintendo Switch用ゲームソフトで、一般社団法人フィットボクシングジャパンのボクシングプログラムをNintendo Switch向けにアレンジし、テレビゲームで気軽にフィットボクシングが楽しめるよう作られています。2本のJoy-Conを両手で握り、画面と音楽に合わせてパンチや体捌きの動作を行います。
トレーニングの時間は10〜40分まで選ぶことができ、速さも3パターン、さらに腕の動き中心、腰の動き中心など、シェイプアップ箇所を選択することも可能です。また1人プレイももちろんですが、2人での協力プレイ、対戦プレイなどもでき、運動不足の家族のストレス解消にぴったりなソフトです。
室内で運動不足の子どもと一緒にストレス解消ができる、フィットボクシングの4つのメリット。
ニンテンドーSwitchがあればどこでもできる。
テレビがあればなお良いのですが、なくてもだいたいは問題ありません。テーブルか本棚か、どこか立てかけられるところと、あとは体を動かせるスペースさえあればそれで良いのです。
2人でやる場合は、2人が手を広げてもぶつからないくらいの広さがあれば理想的でしょう。
腕や腰のほか、足腰など全身を動かせる。
先に述べましたが、フィットボクシング ではシェイプアップ箇所を選択することができます。
- 「二の腕シェイプ」→主にジャブやフックなど基本的なパンチの動作が多い。
- 「ウエストシェイプ」→フックやアッパーの左右打ち分けが多い。
- 「ふくらはぎシェイプ」→ボディパンチやダッキングなどしゃがむ動作が多い。
など、選んだシェイプアップ箇所に応じてプログラムが変わります。ただしスペースあまり広く取れない場合は、前後左右のステップが入ってくるヒップアップやふくらはぎシェイプは避けた方が良いかもしれません。
どれだけMISSを減らせるか。達成度を競い合う!
毎回プログラムをこなすごとにスコアが表示されます。70点以上を取ることは比較的容易なのですが、逆に90点以上を維持しようとするととたんに困難になります。
90点以上、できれば95点以上を維持することを目標にするなど、自分で色々と目標設定しながら取り組むことができます。また家族みんなで取り組むならそれぞれスコアを競うのも良いかもしれません。
2人プレイモードが充実している!
個人のダイエット目的で紹介されることの多いフィットボクシング ですが、意外と2人プレイモードが充実しています。親子で、あるいは兄弟で協力したりポイントを競い合う楽しみがあります。
- ダブル……2人で同じボクシングプログラムを一緒にできるエクササイズ。
- デュエット……2人で息を合わせて協力するエクササイズ。
- バーサス……2人で攻撃を防御を交互に繰り出し、競い合う対戦エクササイズ。
子どもがやるにしてもそこまで難しくもなく、バーサスなら3分程度、ダブルやデュエットでも10分程度と、軽い気持ちで始められるというところも大変よいと思います。
2人プレイモードを家族でみんなでやろう!
インストラクターがプレイヤーそれぞれを評価してくれる。
ダブルやデュエットのモードで2人プレイすると、インストラクターがプレイヤーそれぞれに対して評価をしてくれます。上の画像は左が上の子ども、右が下の子どもの評価です。
2人ともそれなりに良い評価だったので良かったですが、どちらかが良くてどちらかが悪いとちょっと諍いに発展しそうではありますね。ただ3〜4回繰り返せばだいたい2人とも高評価を取れるようになってきましたが。
デュエットではシンクロ率がカギ。
デュエットモードでは2人の息がどれだけ合っているかに挑戦するのですが、このモードで特に面白いのが2人の『シンクロ率』です。ガイドにぴったり合っているJUST、許容範囲で合っているGOOD、そしてかすりもしないMISSの割合によってシンクロ率が上下するわけですが、親子でやったら77%、兄弟でやったら85%など、いろいろな組み合わせで、それぞれ面白い結果が得られます。
対戦モードが熱い!
フィットボクシングでは2人でボクシング対戦モードが用意されていますが、これがなかなか熱くなれるのです。片方のプレイヤーがパンチを繰り出している時に、もう片方のプレイヤーはガードや体捌きの動作をし、それを交互に繰り返します。
ちょうど相手がガードや体捌きが失敗したところにこちらのパンチがしっかりと当たれば、相手にダメージが与えられます。またこちらのガードや体捌きが失敗した時に相手のパンチが成功すれと、こちらがダメージを負うことになります。
最終的にダメージが蓄積し体力が無くなった方が負けとなります。
我が家の子どもは小学3年生と小学1年生の男の子2人なのですが、どちらもこのバーサスモードに大変興奮していました。とにかくお父さんを倒したくて仕方ないようなのです。
けれどもお父さんも相当大人気なく、一切負ける気がありません。そのため不毛なチャレンジが何度も何度も発生してしまうのです。
最終的にはお父さんと子ども2人がテレビの前で汗だくになって、そろってお母さんに怒られる始末でした。ただ外出を控えなければいけない(と言われている)この時期に、思いっきり運動できたのは非常に良かったでしょう。
室内で子どもと一緒にストレス解消、運動不足にフィットボクシングの2人プレイが最高だのまとめ。
Nintendo Switch用ゲームソフト、フィットボクシングが子どもの運動不足解消に良いのではないか、という紹介をしてきました。特に2人プレイには3つのモードが用意されており、普通に2人でボクシングを楽しむダブル、2人のシンクロ率を測ることができるデュエット、そしてお互い倒れるまで殴り合うバーサスがあります。
組み合わせごとにシンクロ率を出して絆を強めあったり、あるいは真剣勝負で家族内チャンピオンを決めたり、様々な楽しみ方がありますので、是非ともこの機会に購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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